校長室から

2020年9月の記事一覧

人権学習Ⅱ

昨日に引き続き、今日は5・6年生と人権について考えました。「偏見や差別をなくすためには、どんなことをしたらいいか。」というめあてを一緒に考えました。そして、「人権を侵害するようなうわさ話をする友達に対して、その場にいた自分は、正しいことを言えるか。」について話し合いました。「正しいことを言える。」という児童もいましたが、「言えない。」と答える児童には、「では、どうするか。」と問いかけました。最後に、「身近な人がコロナウイルス感染症なったら、どう接するか。」について考えました。「差別されていたら、助ける。」「元気になったら、優しい言葉をかける。」「自分もみんなもコロナ対策をする。」などの意見が出ました。

人権学習

現在日本各地で、新型コロナウイルス感染症に関連した人権侵害が起こっています。子どもたちには、正しい知識のもと、感染予防対策を行い、決して差別的な言動をとってほしくないと思い、人権学習の時間をとりました。今日は、1・2年生が2校時目、3・4年生が4校時目に時間をいただき、一緒に学習しました。

 1・2年生は、咳をした友達に対して、どのような声かけをするのが、「友達を大切にすること」に繋がるのか、考えました。「マスクをするよう、やさしく言う。」「いやなことを言わない。」などの意見が出ました。

 

3・4年生には、陰で「コロナかもしれないから、話をしない方がいいよ。」と言っている友達に、何と言うかを考えました。「勇気をもって、注意したり先生に言ったりする。」という前向きな意見が出ました。また、コロナに感染して治った人には、「大丈夫?治ってよかったね。」などの声をかけてあげるといった意見も出されました。

「恐れるべきはウイルスで、人ではない。」の指導を徹底して、どの子も安心して学べる丹生小学校にしなければ…と決意を新たにしました。