校長室から

校長のひとり言

人権学習Ⅳ

高学年の人権学習は、「人権について考えよう」です。始めに「みんなでウハウハ」というゲームをしました。人と違うことをしているとどのような気持ちになるか、違うことをしている人をどのような目でみているかを体感させるゲームです。「人と違っていると、不安。」「違っていると、間違えていると思う。」「違っている人に対して、何で違うの?と冷たい視線を送った。」などの意見が出されました。次に「違いはあっていい?」のめあてを設定し、8問の例文を「あってよい違い」「あると危険な違い」「どちらとも言えない」に分類しました。グループや全体で意見交流を行い、「文化・個性による違いはよいが、差別につながる違いはよくない。」というまとめに達しました。

校内研修2

今日は4年生算数の研究授業を職員で参観し、授業研究会を行いました。「既習事項がおさえられており、解決の見通しをしっかりもたせることができた。」「一人ひとりが自分の考えをもち、表現することができた。」「図と関連させて式を表すとよい。」「友だちの考えを説明する活動があるとよい。」など、良かった点や改善点について意見交換が成されました。

人権学習Ⅲ

本校では11月30日より12月11日まで、人権強調旬間です。今年度は全校一斉の指導ができないため、低中高ブロックごとに、人権学習を行います。今日は、低学年と中学年です。

低学年は、学級活動で「あなたのすきないろは?」という学習を行いました。「性別に対して固定的な見方や考え方があることに気付き、性別に関係なく一人ひとりに好きなものや好きなことがあり、それらを認めることの大切さを学ぶ」ことがねらいです。

始めに、男の子の帽子、女の子の帽子に色を塗ってもらいました。女の子は全員ピンク、男の課は青が多く塗られました。

話し合っていく打ちに、「色は、性別によっ決まっていない」ことや、「人それぞれ好きな色があり、それを認めていこう」ということに気付きました。最後に、自分の好きな色を発表しました。

 

中学年は、学級活動で「伝え方名人になろう」という学習を行いました。「相手の気持ちを考えながら自分の思いを伝えることの大切さに気付き、自分も相手も大切にしたコミュニケージョン力を身に付ける」ことがねらいです。

「三つの伝え方」をグループでロールプレイし、それぞれの伝え方から受ける印象を話し合います。

 

「Aさんは、何を伝えたいか分からない。」「Bさんは、強い言い方だから、嫌な気持ちになる。」「Cさんは、やさしく丁寧だから、言うことを聞く気持ちになる。」といった意見が出されました。「相手のことを考えて、やさしくちゃんと伝える。」ことがよい言い方であることに気付きました。

 

校内研修

本校では、「主体的に学習する児童の育成~自分の考えをもち、他者の考えと比較しながら対話することを通して~」の研究主題のもと、校内研修に取り組んでいます。本校では、短時間で指導案検討会・授業検討会を行うこと、全員で授業参観を行うことを基本に、研究を進めています。これまでに、4人の職員が授業提供をし、職員全員で研究会を行ってきました。今日は、5人目の授業、1年生道徳の指導案検討会です。活発な意見交換が成され、道徳の授業改善への意欲が感じられました。

人権学習Ⅱ

昨日に引き続き、今日は5・6年生と人権について考えました。「偏見や差別をなくすためには、どんなことをしたらいいか。」というめあてを一緒に考えました。そして、「人権を侵害するようなうわさ話をする友達に対して、その場にいた自分は、正しいことを言えるか。」について話し合いました。「正しいことを言える。」という児童もいましたが、「言えない。」と答える児童には、「では、どうするか。」と問いかけました。最後に、「身近な人がコロナウイルス感染症なったら、どう接するか。」について考えました。「差別されていたら、助ける。」「元気になったら、優しい言葉をかける。」「自分もみんなもコロナ対策をする。」などの意見が出ました。