校長室から

校長のひとり言

ひとり言

朝、各クラスの教室を周り子どもたちとあいさつを交わしています。今朝、1年生の教室へ行き「おはようございます。」とあいさつをすると、いつものように大きな声で「おはようございます。」とあいさつが返ってきました。すると、あいさつが終わるやいなや「校長先生見て下さい。」と何やらファイルをもって大勢の1年生が私のところにやってきました。見るとキャリアファイルで、その中に1枚のキャリアカードが差し込まれています。子どもたちは、嬉しそうにそのカードを私に見せにきたのです。カードには、子どもたちが産まれた頃や小さかった頃のことがお家の方の文字で書かれていました。そして、そこには当時の子どもたちの写真も貼ってありました。子どもたちは、「こんなにいっぱい書いてもらったよ。」「わたしが産まれてママは幸せだったんだって。」「0才で歩いたんだって。」「1才の写真なんだよ。」子どもたちの喜びはつきませんでした。子どもたちの満面の笑顔を見て、子どもたちは家族の愛情をいっぱい浴び、その愛情を無意識のうちに受けとめすくすく育っていることに、なんだかとても嬉しい気持ちになりました。

ひとり言

いつものように学校前の交差点で子どもたちの登校を待っていると「おはようございます。」と、元気に子どもたちが通り過ぎていきます。あと2班来ると登校完了だと思いながら待っていると、その2班は班長ではなく副班長が先頭で歩いてきました。「おはよう。◯◯くん、今日は班長なんだね。」と声をかけると、「1年生が転んでしまったので班長は、後から一緒に来ます。」というのです。

数分後、その班の班長と別の班の班長が、1年生を挟むようにして歩いてきました。話を聞いたところ、1年生がつまずいて転んでしまったので、その班の班長はすぐに「大丈夫。」と声をかけ手をさしのべて起こした後ケガのようすを確認したそうです。そして、大きな傷はないものの心配なので班の子は副班長に任せ先に行かせ、自分は1年生に寄り添う判断をしたのだそうです。

また、その時異常事態に気づいた50m先を歩いていた別の班の班長が、自分の班の子に「行ってくるから先に行ってて。」とその場に駆けつけ、「大丈夫。一緒に行こうね。」と優しく声をかけてくれたそうです。

二人の班長のとった行動と心の中を想像すると、とても心が温かくなると同時に判断の的確さは素晴らしいと思います。こんな素晴らしい行動の取れる子どもたちを誇りに思います。

転んでしまった1年生は、先に登校した1年生から連絡を受け待ち構えていた担任に手当てをしてもらいました。

ひとり言

休み時間に1年生の子どもたちに誘われ、鬼ごっこをしました。子どもたちを追いかけたり、子どもたちに追いかけられたりして遊んでいると、男の子と女の子がぶつかってしまい、女の子が前のめりに転んでしまいました。男の子はすぐに「ごめんね。大丈夫。」と女の子に手を差しだしました。(男の子が悪いわけではありませんが)女の子は、その差しだした手を握りしめ立ち上がりました。しかし、右の肘あたりを気にしながら涙目になっていました。私が「保健室で見てもらおうか。」と声をかけようとした瞬間、近くにいた女の子が「保健室に行こう。一緒に行ってあげる。」と寄り添いながら歩いていきました。ぶつかってしまった男の子の行動も、寄り添ってくれた女の子の行動も、私がこんな子どもに育って欲しいと思っている姿でした。それが、ついこの間入学してきた1年生の子どもたちが行動なのですから、目の前で見ていた私は胸は熱くなりました。

ひとり言

今朝、学校前の信号に立っていると1年生の女の子が、何やら鼻を押さえながら歩いてきました。「どうしたの?」と尋ねると「鼻血が出てきました。」と言うのです。するとすぐ後ろを歩いていた1年生の男の子が「はい。」とティッシュを差しだしました。女の子は黙って一番前を歩いていたので、後ろを歩いていた子どもたちは気づかなかったのだろうと思います。しかし、気づいた後の男の子の素早い対応にとてもうれしい気持ちになりました。女の子は、鼻血の量も少なく校門に着くころには止血していました。

朝礼から

昨年来、本校の子どもたちはあいさつがよくできるようになってきました。そこで、「あいさつをステップアップ」することで、さらに学校を、人間関係を素晴らしいものにしていくために子どもたちと「あいさつのステップアップ」について考えました。

子どもたちは、あいさつをすることがよいことだと言うことは知っていて、あいさつをするとあいさつを返してくれます。しかし、あいさつのもつ効果を引き出すあいさつをすることは難しいことです。そこで「ステップアップしたあいさつとはどんなものか」と子どもたちに投げかけました。すると、「相手に聞こえるように大きな声でする。」と発表してくれた子がいました。そして、その子に続くように「誰に行っているのか分かるように、相手を見て言う。」という意見も出てきました。子どもたちは、しっかり相手を意識してあいさつをしていることが分かります。これらのことが、より多くの子どもたちに波及していくことで集団は変わっていくと思います。最後、みんなで協力して、「みんなが仲よく、みんなが笑顔で、みんなが元気な 丹生小学校」にしていくことを約束しました。

校長室からの風景

昨日の雪が稲含山に微かに残り、桜とのマッチングがとても素敵だったので写真を撮ってみました。年度初めの慌ただしい中ですが、丹生の素晴らしい環境に目を向けられるゆとりを持って、子どもたちと向き合っていければと思います。しかし、慌ただしいのは職員だけで、子どもたちは新しい先生、新しい学年に対応し生き生きと活動しています。

お気に入りの風景

昨日、2年生の女の子が校長室を訪れて「校長先生に見せたいものがあるので来てください。」というので、言われるがままについて行くと、そこは図書室でした。面白い本を見つけたのかなと思ったのですが、その子の見せたいものは図書室から見える丹生の風景でした。そして、その子は「遠くに山があって、近くにも山があって、田んぼがあって、川があって、丹生は自然でいっぱいですね。私は、丹生小でよかったです。」と言いました。先日、地域の方がふるさと朝礼で「丹生のいいところ」について話をしてくださり「丹生のよさを知って、もっと丹生を好きになってください。」という話を聞いたばかりでした。だから、その時の話がその子の心にはしっかり残っていて、私に声をかけに来たのかなあと思いました。ふるさとに対する愛着、美しものに心を動かされる豊かな感性をもった子が育っていることを嬉しく思います。ちなみに、私もここから見える風景が大好きです。

今朝、蒸気が立ちこめる風景を撮ってみました。

昨年、初秋の風景です。

朝礼

朝礼で「節分」の話をしました。

「節分」の漢字の意味を問うと、すかさず6年生が「季節を分ける」と返してくれました。日本には季節がいくつあるかを問うと、今度は1年生が「春、夏、秋、冬の4つ」、3年生が「春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)」とこたえてくれました。実は節分は年に4回あること、その中でも春の節分が一年の始まりとして一番重要と考えられ豆まきなどの行事が行われるようになったこと話しました。(昔は春の始まりが1月1日とされていて、大晦日が節分だったことを補足説明しました。)また、鬼について、昔から病気だったり、災害だったり自分に都合の悪い(不利益をもたらす)ものを鬼と考えたことを話しました。最後に、子どもたちにどんな鬼を退治したいか聞いてみました。すると、しっかり自分を分析しているのでしょう「さぼり鬼」や「わすれんぼ鬼」などいろいろな鬼を発表してくれました。

今年の節分に、子どもたちがどんな鬼を退治するのか楽しみです。

始業式での話

年頭に当たり「未来への可能性を広げていこう」という話をしました。子どもたちの中には、将来の夢(目標)をもっている子も大勢います。もちろん、現時点では具体的な目標をもっていない子も大勢います。いずれにしても、子どもたちには平等に未来があります。その未来において、子どもたちには多くの可能性があります。しかし、その可能性は様々な条件や自分自身の生き方によって広がったり、狭まったりします。そこで、未来へ可能性を広げるためにはどうしたらよいのかを考えてみました。

・目標をもつ  ・自分と向き合える素直さ   ・へこたれない  ・粘り強く諦めない  ・人の良いところに気付ける  ・好奇心、探求心がある  ・自己肯定感、有用感が高い(自信をもつ)  ・前向に考える(思考の転換)  ・気持ちが表れたあいさつができる(コミュニケーション能力)   ・自分の考えがある    ・自分の力でやってみようとする  等

この他にもたくさんのことが考えられると思いますが、子どもたちには、このようなことの一つ一つが将来の自分をつくり、可能性を広げることに繋がるのだと話しました。

 

終業式での話

充実の2学期が終業を迎えました。終業式では、自分の成長を振り返りました。身長やマラソンの記録など、数字で出せるものは成長したことがわかりやすいですが、数字にできないものの成長を以下にあてはめて振り返りました。

・ ~ ができるようになった。(一輪車、縄跳び等)

・ ~ を覚えた。(かけ算九九、漢字等)

・ ~ を直した。(注意されたこと、テストで間違えた問題等)

・目標を持って ~ に取り組んだ。(丹生湖マラソン、運動会等)

子どもたちは、いくつもの成長があったことに気づいていました。これを自信に、1月7日希望を持って元気に会うことを約束しました。

結果を伴わないと成長したといえないと考えてしてしまいがちですが、納得のいく結果が出なくても人は成長しています。人は、結果が出るまでの過程を認めてもらえることで、次への意欲(反省・修正・新たな挑戦)へと繋がっていくのではないかと思います。

人権旬間

今日から本校の人権旬間(~14日)が始まりました。今日の朝礼で、人権について話をし、クラスに宿題を出しました。以下、話の概要です。

人権とは、人間が人間らしく暮らすことのできる権利です。自分だけがもっている権利ではなく、みんなが平等にもっている権利です。自分が楽しく暮らすために、周りにいる人が迷惑したり、いやな気持ちになったりしてはいけません。その周りにいる人は、いろいろな違い(個性)をもっています。身体に関わる個性、行動や言葉に関わる個性、考え方に関わる個性などです。では、「みなさんができる人権を考えた行動とは、どんなことがあるでしょうか?」クラスで考えてみてください。

学年により、「仲よく・親切・思いやり・感謝」などのキーワードを使って人権について意識したり、考えたりする2週間にしたいと思います。

朝礼;11月26日

子どもたちは、心の中に友達や周りの人に対する優しい気持ちをもっています。でも、それがうまく表現できなかったり、勇気がなかったりして伝えられないこともあります。そこで、子どもたちの背中を押すつもりで、相手に優しい気持ちが伝わると、がんばろう・ありがとう等のように幸せな気持ちになるから「相手に対する優しい気持ちを言葉や行動にしていこうね。」と、次の作文を紹介して伝えました。

 

私には幼稚園の頃から仲のいい友達がいました。中学まで一緒でしたが、高校では別の学校になってしまいました。でも、ずっと変わらず仲よしで親友でした。

その子は、いつも笑顔で、その子が他の子にからかわれたとき、私が心配そうにしていると「大丈夫だよ。」と笑っている、太陽のような子でした。

私が、悩んだとき一番に相談するのは、いつもその子でした。そして、私が相談したときには、いつも決まって「大丈夫だよ。」と言ってくれました。その子が「大丈夫だよ。」と笑顔で言ってくれることで、いつも私は、大丈夫と思え、安心しました。

ある日、その子から「来月入院することになったんだ。」と言われました。驚く私に、その子は「血液の病気なんだって。」と言いました。そして「大丈夫だよ。なり始めだから。」といつものように笑って言いました。その後、私はできるだけその子を元気づけようとお見舞いに行きました。その時も、いつもと変わらず「大丈夫だよ。」と笑顔で言葉を返してくれました。でも、お見舞いに行くたびにやせていくその子を見て、とても大丈夫ではないだろうと私は思いました。でも、その子はいつものように私の手を握りながら「大丈夫だよ。」と笑顔で言いました。

私は今、悩んだ時は空を見上げます。それは、いつもどんなときでも、私の心配する気持ちや不安な気持ちを思いやり「大丈夫だよ。」と声をかけてくるその子の笑顔が浮かんできて、心が落ち着くからです。

謝れることの大切さ

本日の朝礼で「謝れることの大切さ」について話をしました。

子どもだけではありませんが、我々の日常では、人をいやな気持ちにさせてしまうことがあります。そんなときどうしたらよいかを子どもたちと考えました。当然のように、子どもたちは「謝る。」と返してきました。しかし、わかっていても「謝る」ということがなかなかできない人も多いのです。自分のやってしまったことときちんと向き合い(やったことを認め振り返り、相手がどんな気持ちになったのか)謝れることが大切だと話しました。

人権朝礼

9月3日の人権朝礼で、熊本県の小学3年生が書いた「とびばこ」という作文を紹介しました。

運動の得意でない女の子が、体育で跳び箱を何度練習しても跳べず、周囲の笑い声が初めは小さかったのが失敗する度に大きく聞こえ、悔しさと恥ずかしさからその場から逃げ出したいと思います。しかし、その子は勇気をもって跳び続けました。そして、何回か失敗したとき「がんばれ!」と一人の子が叫びます。体育館は一瞬水を打ったように静まりかえります。みんなが何かに気づいた瞬間だったのでしょう。その後「笑ってごめん。」「がんばれ。」「もっと勢いをつけるといいよ。」という応援の言葉に変わります。すると未だかつて跳び箱を跳び越したことのなかった女の子が、跳び箱を跳び越えます。そして、体育館中に響き渡る拍手がわき起こるという内容の作文です。

日々の生活の中でも、悪気はないことで人を傷つけてしまう、ということはよくあることかと思います。でも、それに気付きその後どう行動するかを考えられるようになってほしいと思います。

 

丹生の素晴らしさ

7月2日の朝礼では、丹生の人柄の素晴らしさについて話をしました。4月に赴任以来、いろいろな集まりで地域の方々と話をさせていただく機会があり、その度に人柄の温かさを感じました。また、田植えやヒマワリの種まきに長年に渡りご尽力いただいている方々、通学路の草刈りをしてくださる方々等の子どもたちに対する愛情の深さにも感銘しました。これらの私が自分の目や心で感じた事実を根拠として、丹生には人を思いやり大切にする温かな地域性があると話しました。そして、子どもたちにはこの素晴らしい地域の一員として、誇りを持って温かさを引き継いでいってほしいと伝えました。

ぼくが傘になる

朝礼で、いじめ防止ポスター「ぼくが傘になる」について、子どもたちと考えました。

傘の役割を子どもたちに聞き、「雨から体を守る」と押さえました。同じように考えると、ぼくが傘だとしたら何から何を守るのかを考えました。「いじめから友達を守る」言葉の上では、多くの子どもが理解できたようでした。次に、いじめの雨について子どもたちに聞くと、ける・殴る・いやなことを言う・いやなことをする等たくさんでました。そんな雨がたくさん降っている中、「ぼくが傘になる」と言うことは、とても強い気持ちなんだということに気づきました。

ぼくが傘になることは、とても勇気がいることですが、そういう気持ちをもった人になってほしいと結びました。

自然豊かな丹生

6月11日の朝礼で、丹生は季節を感じさせてくれる豊かな自然がたくさんある地域だという話を、丹生で見られる生き物の写真や鳴き声を紹介しながら話をしました。

ホトトギスやホタル、ヒバリやアマガエルの大合唱などを紹介し、丹生の里山としての自然の豊かさを認識し、そんな素晴らしい自然環境を残している丹生に生きることに誇りや愛着をもってほしいことを願っている旨の言葉で話を結びました。

朝礼;5月21日

ありがとうの力について話をしました。

「声に出して読んでみよう」という取組で、1年生が「ありがとう」という詩を暗記しています。

この詩を聞いていて、聞いている自分までなんだかいい気持ちになってきたので、ありがとうという言葉に何か力があるのではないか、と思い調べてみました。すると、言われた人は当然いい気持ちになるわけですが、言った人も同じ気持ちになったり、前向きな気持ちになったりするのだそうです。これは、自分の発した言葉が、脳のある部分に残り、次に聞いたり、使ったりしたときにイメージとして強化されていくからだそうです。だから、ありがとうをたくさん使っている人は、人からも感謝される人になっていくのだそうです。ちなみに、乱暴な言葉を使っても同じことが言え、乱暴な人になっていくとのことです。

言語環境は、大切なのですね。

 

朝礼;5月14日

笑顔で仲よし大作戦!

これは、丹生小学校が今よりもっと明るく、楽しく、優しい学校になるために先輩が残してくれたスローガンです。児童玄関に掲示されています。今回の朝礼では、この仲よし大作戦について話をしました。「仲よし大作戦」だけでも素晴らしいと思いますが、その前に「笑顔で」と、つけたところが私はすごいと思うと伝えました。そして、笑顔になる時はどんなときかを問いかけました。すると、「うれしいとき」「楽しいとき」「面白いとき」と答えが返ってきたので、笑顔になる時の心は、ほっかほか(ほかほか)だということを確認して、笑顔が一杯ということは、ほっかほかの心が一杯ということだとまとめました。そして最後に、「私は丹生小学校をほっかほかの学校にしたい、そのためには、みなさんの笑顔が必要です。笑顔でなかよし大作戦をみんなの笑顔で成功させましょう。」と話しました。