校長室から

校長のひとり言

人権旬間

今日から本校の人権旬間(~14日)が始まりました。今日の朝礼で、人権について話をし、クラスに宿題を出しました。以下、話の概要です。

人権とは、人間が人間らしく暮らすことのできる権利です。自分だけがもっている権利ではなく、みんなが平等にもっている権利です。自分が楽しく暮らすために、周りにいる人が迷惑したり、いやな気持ちになったりしてはいけません。その周りにいる人は、いろいろな違い(個性)をもっています。身体に関わる個性、行動や言葉に関わる個性、考え方に関わる個性などです。では、「みなさんができる人権を考えた行動とは、どんなことがあるでしょうか?」クラスで考えてみてください。

学年により、「仲よく・親切・思いやり・感謝」などのキーワードを使って人権について意識したり、考えたりする2週間にしたいと思います。

朝礼;11月26日

子どもたちは、心の中に友達や周りの人に対する優しい気持ちをもっています。でも、それがうまく表現できなかったり、勇気がなかったりして伝えられないこともあります。そこで、子どもたちの背中を押すつもりで、相手に優しい気持ちが伝わると、がんばろう・ありがとう等のように幸せな気持ちになるから「相手に対する優しい気持ちを言葉や行動にしていこうね。」と、次の作文を紹介して伝えました。

 

私には幼稚園の頃から仲のいい友達がいました。中学まで一緒でしたが、高校では別の学校になってしまいました。でも、ずっと変わらず仲よしで親友でした。

その子は、いつも笑顔で、その子が他の子にからかわれたとき、私が心配そうにしていると「大丈夫だよ。」と笑っている、太陽のような子でした。

私が、悩んだとき一番に相談するのは、いつもその子でした。そして、私が相談したときには、いつも決まって「大丈夫だよ。」と言ってくれました。その子が「大丈夫だよ。」と笑顔で言ってくれることで、いつも私は、大丈夫と思え、安心しました。

ある日、その子から「来月入院することになったんだ。」と言われました。驚く私に、その子は「血液の病気なんだって。」と言いました。そして「大丈夫だよ。なり始めだから。」といつものように笑って言いました。その後、私はできるだけその子を元気づけようとお見舞いに行きました。その時も、いつもと変わらず「大丈夫だよ。」と笑顔で言葉を返してくれました。でも、お見舞いに行くたびにやせていくその子を見て、とても大丈夫ではないだろうと私は思いました。でも、その子はいつものように私の手を握りながら「大丈夫だよ。」と笑顔で言いました。

私は今、悩んだ時は空を見上げます。それは、いつもどんなときでも、私の心配する気持ちや不安な気持ちを思いやり「大丈夫だよ。」と声をかけてくるその子の笑顔が浮かんできて、心が落ち着くからです。

謝れることの大切さ

本日の朝礼で「謝れることの大切さ」について話をしました。

子どもだけではありませんが、我々の日常では、人をいやな気持ちにさせてしまうことがあります。そんなときどうしたらよいかを子どもたちと考えました。当然のように、子どもたちは「謝る。」と返してきました。しかし、わかっていても「謝る」ということがなかなかできない人も多いのです。自分のやってしまったことときちんと向き合い(やったことを認め振り返り、相手がどんな気持ちになったのか)謝れることが大切だと話しました。

人権朝礼

9月3日の人権朝礼で、熊本県の小学3年生が書いた「とびばこ」という作文を紹介しました。

運動の得意でない女の子が、体育で跳び箱を何度練習しても跳べず、周囲の笑い声が初めは小さかったのが失敗する度に大きく聞こえ、悔しさと恥ずかしさからその場から逃げ出したいと思います。しかし、その子は勇気をもって跳び続けました。そして、何回か失敗したとき「がんばれ!」と一人の子が叫びます。体育館は一瞬水を打ったように静まりかえります。みんなが何かに気づいた瞬間だったのでしょう。その後「笑ってごめん。」「がんばれ。」「もっと勢いをつけるといいよ。」という応援の言葉に変わります。すると未だかつて跳び箱を跳び越したことのなかった女の子が、跳び箱を跳び越えます。そして、体育館中に響き渡る拍手がわき起こるという内容の作文です。

日々の生活の中でも、悪気はないことで人を傷つけてしまう、ということはよくあることかと思います。でも、それに気付きその後どう行動するかを考えられるようになってほしいと思います。

 

丹生の素晴らしさ

7月2日の朝礼では、丹生の人柄の素晴らしさについて話をしました。4月に赴任以来、いろいろな集まりで地域の方々と話をさせていただく機会があり、その度に人柄の温かさを感じました。また、田植えやヒマワリの種まきに長年に渡りご尽力いただいている方々、通学路の草刈りをしてくださる方々等の子どもたちに対する愛情の深さにも感銘しました。これらの私が自分の目や心で感じた事実を根拠として、丹生には人を思いやり大切にする温かな地域性があると話しました。そして、子どもたちにはこの素晴らしい地域の一員として、誇りを持って温かさを引き継いでいってほしいと伝えました。