校長のひとり言
人権学習
現在日本各地で、新型コロナウイルス感染症に関連した人権侵害が起こっています。子どもたちには、正しい知識のもと、感染予防対策を行い、決して差別的な言動をとってほしくないと思い、人権学習の時間をとりました。今日は、1・2年生が2校時目、3・4年生が4校時目に時間をいただき、一緒に学習しました。
1・2年生は、咳をした友達に対して、どのような声かけをするのが、「友達を大切にすること」に繋がるのか、考えました。「マスクをするよう、やさしく言う。」「いやなことを言わない。」などの意見が出ました。
3・4年生には、陰で「コロナかもしれないから、話をしない方がいいよ。」と言っている友達に、何と言うかを考えました。「勇気をもって、注意したり先生に言ったりする。」という前向きな意見が出ました。また、コロナに感染して治った人には、「大丈夫?治ってよかったね。」などの声をかけてあげるといった意見も出されました。
「恐れるべきはウイルスで、人ではない。」の指導を徹底して、どの子も安心して学べる丹生小学校にしなければ…と決意を新たにしました。
西中学校の様子
西中学校区の小中学校では、連携して指導を行うために、定期的に校長や担当が会議を行っています。今日は、校長会議で、西中学校へおじゃましました。本校から入学した1年生の様子を聞き、授業を見させていただきました。丹生小学校出身者をはじめ全ての生徒が、授業のねらいに沿ってしっかりと学習を積んでいる様子を拝見しました。スムーズに中学校生活を送ることができるよう、できるだけギャップをなくしていくとともに、学力をしっかりと身に付けてから送り出せるようにしなくては…と改めて思いました。
下校
分散登校が始まりました。通学班では、上学年の児童が気を配り、安全に連れてくる様子がうかがえ、「立派だなあ」といつも感心しています。ここ数日下校の際には、子どもたちと一緒に歩いています。今日は、原方面です。普段車で通っていますが、歩くことで分かったことがいくつかありました。日陰がないこと、車が結構なスピードで通り過ぎること、思ったより急坂なこと…。このような状況の中で、子どもたちは頑張って学校に来ているのだなあと、改めて感心しました。様々なことに注意しながら、安全に登下校してくる子どもたち、そして、安全面・健康面に配慮してくださっている家庭・地域の皆様に、感謝です。