校長あいさつ
平成と令和の時代を繋ぐ記念すべき年度がスタートしました。
丹生小学校の平成31年度の新入生は11名です。全校児童は、60名となります。
それぞれ1学年進級した子どもたちが、希望に燃え笑顔で学校生活が送れるよう、
教職員が一丸となって、「心豊かでたくましい丹生っ子の育成」を目指して
全力で取り組んで参ります。
保護者の皆様、地域の皆様には、今年度もかわらぬご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

富岡市立丹生小学校長    新井 貴人


校長室から

校長のひとり言

朝礼から

過日の陸上記録会に5,6年生が参加しました。本校の体操着は目立つので、本校の子どもは良きにつけ、悪しきにつけ目立ちます。今回の陸上記録会では、複数の方から「丹生小の子は、(開会式)姿勢がいいね。」「返事がしっかりできますね。」などお褒めの言葉をいただきました。そこで、今回の朝礼では以下の旨の話をしました。

学校での勉強は、みなさんが外(社会)へ出たときのためです。あいさつも、学習も、ルールを守ることも学校の中だけでできても全く意味がありません。学校の外で使えるようになってこそ、自分の力となるのです。そんな意味で、陸上記録会での5,6年生の態度は立派でした。みなさんも、学校でたくさん学んで、その学んだことを学校外でも使えるようにしていきましょう。

子どもたちは、いろいろな場面を体験し、いろいろなことを考え、実行する中で成長しています。そんな子どもたちを頼もしく思います。

 

朝礼から

まだまだ暑さが続いていますが、耳をそばだてると草むらから聞こえる虫の音に秋を感じるようになってきました。そこで、今回の話は「丹生の秋を感じよう」をテーマに、虫の声を紹介しました。1~3年生では虫取りが流行っていて、休み時間になると草むらへいってはバッタなどの虫を捕まえて遊んでいます。そんなこともあり、今回の話はタイムリーだったようで、鳴き声の音声をながすと「こおろぎだ」「きりぎりすだ」と興味津々で聞いていました。子どもたちの日常では、何気なくながしてしまう音ですが、季節を感じることができる自然が、ここ丹生ではまだまだたくさん残っています。そんなふるさとの素晴らしさを、耳をすまして感じて欲しいと伝えました。

 

人権朝礼

本日の朝礼で人権に関わる話をしました。相田みつをさんの「セトモノとセトモノと」で始まる詩を読み、「誰とでも仲よく」をテーマに話を進めました。

『セトモノと

セトモノと

ぶつかりっこすると

すぐこわれちゃう

どっちか

やわらかければ

だいじょうぶ

やわらかいこころを

もちましょう

そういうわたしは

いつもセトモノ』

話を進める中で、「セトモノ」はちくちく言葉などの相手のことを考えない言葉や行動を取ってしまう心の状態、「やわらかいこころ」は相手のことを考えた、ふわふわ言葉などの優しく、相手を受け入れた言葉や行動が取れる心の状態と捉えました。子どもたちも、子どもなりにいろいろな体験をしていて、自分の考えももっています。強い言葉で言われると、強い言葉で返すのが当然(やられたらやり返す)と思っている子や強い言葉で返してはいけないと分かっていても強い言葉で返してしまうという子がいます。みんな人間です。いつも平常心でいられるわけではないので、ふわふわの柔らかい対応ができるわけありません。だから、みんながふわふわの柔らかい心で接するよう心がけることが大切なのだと思います。そうすれば、丹生小学校はもっともっと明るく楽しい学校になるはずです。

<以下ひとり言です>話を構成しながら、なにげなく自分自身を振り返ると自戒の念が湧いてきました。いかに自分がセトモノであるか。これから先、お陰様でという感謝の心で、ふわふわな柔らかい生き方ができるよう努力していきたいと思いました。

ひとり言

朝、各クラスの教室を周り子どもたちとあいさつを交わしています。今朝、1年生の教室へ行き「おはようございます。」とあいさつをすると、いつものように大きな声で「おはようございます。」とあいさつが返ってきました。すると、あいさつが終わるやいなや「校長先生見て下さい。」と何やらファイルをもって大勢の1年生が私のところにやってきました。見るとキャリアファイルで、その中に1枚のキャリアカードが差し込まれています。子どもたちは、嬉しそうにそのカードを私に見せにきたのです。カードには、子どもたちが産まれた頃や小さかった頃のことがお家の方の文字で書かれていました。そして、そこには当時の子どもたちの写真も貼ってありました。子どもたちは、「こんなにいっぱい書いてもらったよ。」「わたしが産まれてママは幸せだったんだって。」「0才で歩いたんだって。」「1才の写真なんだよ。」子どもたちの喜びはつきませんでした。子どもたちの満面の笑顔を見て、子どもたちは家族の愛情をいっぱい浴び、その愛情を無意識のうちに受けとめすくすく育っていることに、なんだかとても嬉しい気持ちになりました。

ひとり言

いつものように学校前の交差点で子どもたちの登校を待っていると「おはようございます。」と、元気に子どもたちが通り過ぎていきます。あと2班来ると登校完了だと思いながら待っていると、その2班は班長ではなく副班長が先頭で歩いてきました。「おはよう。◯◯くん、今日は班長なんだね。」と声をかけると、「1年生が転んでしまったので班長は、後から一緒に来ます。」というのです。

数分後、その班の班長と別の班の班長が、1年生を挟むようにして歩いてきました。話を聞いたところ、1年生がつまずいて転んでしまったので、その班の班長はすぐに「大丈夫。」と声をかけ手をさしのべて起こした後ケガのようすを確認したそうです。そして、大きな傷はないものの心配なので班の子は副班長に任せ先に行かせ、自分は1年生に寄り添う判断をしたのだそうです。

また、その時異常事態に気づいた50m先を歩いていた別の班の班長が、自分の班の子に「行ってくるから先に行ってて。」とその場に駆けつけ、「大丈夫。一緒に行こうね。」と優しく声をかけてくれたそうです。

二人の班長のとった行動と心の中を想像すると、とても心が温かくなると同時に判断の的確さは素晴らしいと思います。こんな素晴らしい行動の取れる子どもたちを誇りに思います。

転んでしまった1年生は、先に登校した1年生から連絡を受け待ち構えていた担任に手当てをしてもらいました。