校長あいさつ
平成と令和の時代を繋ぐ記念すべき年度がスタートしました。
丹生小学校の平成31年度の新入生は11名です。全校児童は、60名となります。
それぞれ1学年進級した子どもたちが、希望に燃え笑顔で学校生活が送れるよう、
教職員が一丸となって、「心豊かでたくましい丹生っ子の育成」を目指して
全力で取り組んで参ります。
保護者の皆様、地域の皆様には、今年度もかわらぬご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

富岡市立丹生小学校長    新井 貴人


校長室から

校長のひとり言

ひとり言

朝、各クラスの教室を周り子どもたちとあいさつを交わしています。今朝、1年生の教室へ行き「おはようございます。」とあいさつをすると、いつものように大きな声で「おはようございます。」とあいさつが返ってきました。すると、あいさつが終わるやいなや「校長先生見て下さい。」と何やらファイルをもって大勢の1年生が私のところにやってきました。見るとキャリアファイルで、その中に1枚のキャリアカードが差し込まれています。子どもたちは、嬉しそうにそのカードを私に見せにきたのです。カードには、子どもたちが産まれた頃や小さかった頃のことがお家の方の文字で書かれていました。そして、そこには当時の子どもたちの写真も貼ってありました。子どもたちは、「こんなにいっぱい書いてもらったよ。」「わたしが産まれてママは幸せだったんだって。」「0才で歩いたんだって。」「1才の写真なんだよ。」子どもたちの喜びはつきませんでした。子どもたちの満面の笑顔を見て、子どもたちは家族の愛情をいっぱい浴び、その愛情を無意識のうちに受けとめすくすく育っていることに、なんだかとても嬉しい気持ちになりました。

ひとり言

いつものように学校前の交差点で子どもたちの登校を待っていると「おはようございます。」と、元気に子どもたちが通り過ぎていきます。あと2班来ると登校完了だと思いながら待っていると、その2班は班長ではなく副班長が先頭で歩いてきました。「おはよう。◯◯くん、今日は班長なんだね。」と声をかけると、「1年生が転んでしまったので班長は、後から一緒に来ます。」というのです。

数分後、その班の班長と別の班の班長が、1年生を挟むようにして歩いてきました。話を聞いたところ、1年生がつまずいて転んでしまったので、その班の班長はすぐに「大丈夫。」と声をかけ手をさしのべて起こした後ケガのようすを確認したそうです。そして、大きな傷はないものの心配なので班の子は副班長に任せ先に行かせ、自分は1年生に寄り添う判断をしたのだそうです。

また、その時異常事態に気づいた50m先を歩いていた別の班の班長が、自分の班の子に「行ってくるから先に行ってて。」とその場に駆けつけ、「大丈夫。一緒に行こうね。」と優しく声をかけてくれたそうです。

二人の班長のとった行動と心の中を想像すると、とても心が温かくなると同時に判断の的確さは素晴らしいと思います。こんな素晴らしい行動の取れる子どもたちを誇りに思います。

転んでしまった1年生は、先に登校した1年生から連絡を受け待ち構えていた担任に手当てをしてもらいました。

ひとり言

休み時間に1年生の子どもたちに誘われ、鬼ごっこをしました。子どもたちを追いかけたり、子どもたちに追いかけられたりして遊んでいると、男の子と女の子がぶつかってしまい、女の子が前のめりに転んでしまいました。男の子はすぐに「ごめんね。大丈夫。」と女の子に手を差しだしました。(男の子が悪いわけではありませんが)女の子は、その差しだした手を握りしめ立ち上がりました。しかし、右の肘あたりを気にしながら涙目になっていました。私が「保健室で見てもらおうか。」と声をかけようとした瞬間、近くにいた女の子が「保健室に行こう。一緒に行ってあげる。」と寄り添いながら歩いていきました。ぶつかってしまった男の子の行動も、寄り添ってくれた女の子の行動も、私がこんな子どもに育って欲しいと思っている姿でした。それが、ついこの間入学してきた1年生の子どもたちが行動なのですから、目の前で見ていた私は胸は熱くなりました。

ひとり言

今朝、学校前の信号に立っていると1年生の女の子が、何やら鼻を押さえながら歩いてきました。「どうしたの?」と尋ねると「鼻血が出てきました。」と言うのです。するとすぐ後ろを歩いていた1年生の男の子が「はい。」とティッシュを差しだしました。女の子は黙って一番前を歩いていたので、後ろを歩いていた子どもたちは気づかなかったのだろうと思います。しかし、気づいた後の男の子の素早い対応にとてもうれしい気持ちになりました。女の子は、鼻血の量も少なく校門に着くころには止血していました。

朝礼から

昨年来、本校の子どもたちはあいさつがよくできるようになってきました。そこで、「あいさつをステップアップ」することで、さらに学校を、人間関係を素晴らしいものにしていくために子どもたちと「あいさつのステップアップ」について考えました。

子どもたちは、あいさつをすることがよいことだと言うことは知っていて、あいさつをするとあいさつを返してくれます。しかし、あいさつのもつ効果を引き出すあいさつをすることは難しいことです。そこで「ステップアップしたあいさつとはどんなものか」と子どもたちに投げかけました。すると、「相手に聞こえるように大きな声でする。」と発表してくれた子がいました。そして、その子に続くように「誰に行っているのか分かるように、相手を見て言う。」という意見も出てきました。子どもたちは、しっかり相手を意識してあいさつをしていることが分かります。これらのことが、より多くの子どもたちに波及していくことで集団は変わっていくと思います。最後、みんなで協力して、「みんなが仲よく、みんなが笑顔で、みんなが元気な 丹生小学校」にしていくことを約束しました。